今回ご紹介する洋菓子店は小布施町にある「パティスリーロント」!!!
小布施町というと「栗」というイメージを持たれる方が多いかと思います。
実際、私も栗で和菓子のイメージが強かったです。
というもの、この小布施栗はかつて徳川の将軍家に献上されたブランド栗。
このブランド栗を目当てに人口1万人ほどの町に年間120万人ほどの観光客が訪れるほどの人気なんです。
そして、栗のお菓子を提供してくれるお店もたくさんあります。
でも、和菓子がほとんど…
そんな中、異彩を放つお店!
それが「パティスリーロント」なのです!!
そして、このパティスリーロント、2019年の名店100のイースト部門に選ばれたんです!!
そんなパティスリーロントについてご紹介致します。
パティスリーロントの基本情報
歴史がり風情がある町・小布施町。
葛飾北斎や小林一茶も愛した町としても有名です。
そんな風情豊かな町にパティスリーロントはあります。
住所
〒381-0201
長野県上高井郡小布施町中町534
TEL
026-247-2057
FAX
026-247-2057
営業時間
9:30~19:00
定休日
月曜日(第二・第四週)・火曜日
駐車場
8台
電車
長野電鉄小布施駅より徒歩約10分
メイン通りを1つ入った道になります。
あまり大きい道ではなかったです。運転が苦手な私がワゴンタイプの車で行ったとき、対向車とすれ違うのが少し怖かったです(;^_^A
あと、駐車場もあまり広くありませんのでご注意ください。
パティスリーロントのここが凄い!
江戸時代から栄えていた町・小布施町。
そんな歴史深い小布施町にありながら、まるでパリの洋菓子店を思わせるような佇まい。
店内ではフランスのラジオ放送が流れていて、ここが長野県の小布施町であることを忘れて、
フランスの町中にある洋菓子店にいるような錯覚をしてしまいそうです。
パティスリーロントではパティスリー(生菓子)はもちろん、
ギモーブやマカロンといった色とりどりなコンフィズリー、王道の焼き菓子たちやチョコレートと数多くの品物が並んでいます。
※コンフィズリーとは、キャンディやヌガーなど、甘くて色とりどりの砂糖菓子のことです。
また、素材にもこだわっており、チョコレートやチーズなどはフランス製、
ジャムは地元産のアンズやリンゴを使うなどスウィーツによって食材を使い分けるこだわって作られています。
もちろん、栗の時期になると「小布施栗」のモンブランが味わえます!
季節限定の商品も数多く並んでいるのでいつ来ても新しい出会いがあります^^
パティスリーロントのシェフ樋田昌朗(とよだまさあき)さんの経歴が凄い!
パティスリーロントのシェフ樋田さんの経歴をご紹介します。
東京都渋谷区にあるラ・ロシェル…料理の鉄人坂井宏行シェフのお店です。
デザートを5年担当されておりました。
その後、東京都尾山台にある大人気店・オーボンビュータン
フランス菓子第一人者である河田勝彦シェフのお店です。
ここで5年ほど修行、その後フランス西南部にあるチョコレートで有名なMichel belinと星付きレストランで1年ほど修行されました。
そして、故郷でもある長野県に帰り、長野東御花岡を経て2006年4月に小布施町でパティスリーロントをオープンさせたのです。
樋田シェフは、妥協しない方のようで、このパティスリーロントをオープンする際も、
「フランス人の方が来店してもこれはフランス菓子だと言われるものを日々作り続ける。」
と、言い、日々弛まぬ努力をされているそうです。
その言葉通り、ショートケーキなど日本人にとって王道ともいえるケーキはあまり並んでいません。
小さいお子さんにはちょっと残念かな!!???
※生クリームにイチゴの「ショートケーキ」は日本人が作ったケーキです。
本場フランスではショートケーキというとクッキーのようなものになります。
フランス菓子で似たようなパティスリー(生菓子)はフレジェが一番近いパティスリーになります。
パティスリーロントには喫茶スペースも完備!
パティスリーロントでは、 店内約10名 テラスでは約6名までのカフェスペースがあります。
その場で買ったケーキや焼き菓子を楽しむことが出来ます。
また、クロワッサンジャンボン(クロワッサンにホワイトソースと生ハムをサンドし グリエールチーズをのせて焼き上げたサンドイッチ)や、 土・日のみになりますがピザなどの軽食もあります。
カフェメニュー
ホットドリンク
エスプレッソ 350円
カプチーノ 400円
ホットミルク(オブセ牛乳)300円
紅茶(ダージリン・アールグレイ)350円
ダージリンティー・レモン添え 400円
ロイヤルミルクティー 400円
ソフトドリンク
アイスティー(アールグレイ)350円
アイスミルク(オブセ牛乳)300円
ペリエ 400円
ペリエシロップ割 (カシス・パッションフルーツ・イチゴ・ピーチ) 450円
リンゴジュース 300円
オレンジジュース 300円
グレープフルーツジュース 300円
カシスオレンジ 400円
カシスグレープフルーツ 400円
春うららな日に、店内に流れているフランスのラジオ放送に耳を傾け、本格的なフランス菓子とゆっくりした時を過ごしたいです。
パティスリーロントのおススメ
パティスリーロントのメニューを一部ご紹介いたします。
マカロン 150円
サバラン・オ・キルシュ 280円
モンブラン 360円
ヴァレ デ フレーズ 450円
ガトクラシック・オ・シュコラ 280円
タンブラン 380円
マカロン マロン カシス 420円
ロント 450円
ミルフィーユ・オ・プラリネ 350円
クレーム・キャラメル・マロン 350円
クロッカンショコラ 420円
シシリー 380円
エクレール・カフェ 250円
エクレール・ショコラ 250円
フォレ・ノワール 400円
タルト・オ・フロマージュ 300円
その他、書ききれないほど品物はあります。
モリゾー的おすすめは、
No.1
ロント
やはり店名にもなっている「ロント」!
濃厚なチョコレートクリームで栗入りのパティスリーです。チョコレートとマロン(栗)が合わないわけない!
王道コンビなのに今まで食べたことない美味しさです。
No.2
ヴァレ デ フレーズ
苺とカスタードのバタークリームのケーキ。
生地は素朴な味わいですが、バタークリームはまろやかで後味スッキリなので全く重たくありません。
甘酸っぱいイチゴの味わいが際立ちます。
No.3
モンブラン
栗をメイン!ではなくあくまでパティスリー(生菓子)として、ケーキ全体の調和を凄く計算されているケーキです。
マロンクリームの他にも粒栗も入っていたりと、栗感もしっかりと味わいながらも「ケーキ」のバランスも損なわない秀逸な一品です。
パティスリーロント小布施町にあるパリのような洋菓子店!まとめ
ウィンドウから覗くと、色とりどりのマコロンやパティスリーがディスプレイされているのが目に入ります。
ショウケースには色とりどりのケーキが所狭しと並んでいて、宝石箱をひっくりかえしたみたいだす。
そして、まるでパリの街角のお菓子屋さんをのぞいているような感覚に…
って、パリに行ったことはいないのでイメージですけどネ(^-^;
一つ一つのケーキは丁寧に作られ、食べ応えがあり、奥行きのある大人の味。
ちょっと他では味わえない風味の菓子が多いですし、東京に比べるとちょっとお財布にやさしい設定になっているのも嬉しいところ♪
チョコレートはバレンタイン時期になると東京の大手デパートにも出店するらしいので、
小布施町は遠くて行けない~( ノД`)という方も味わえますので是非☆
小布施町の歴史ある街並みにあるプチ・フランス!パティスリーロントを宜しくお願いします(^_-)-☆
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